top of page

脳科学的お産体験を強みにする

更新日:2020年11月28日


皆さん、いかがお過ごしですか?!




私はブログを書くに当たり、


やっぱりいつもいつも、私自身の「お産体験」を思い出しています^_^




上の子のお産のときは、まだ心理の世界には出会っておらず


でも、

当時働いていた施設で



いつも産婦さんを応援して新たないのちを迎えていた、あの畳のLDRで



今は亡き尊敬する先輩助産師さん(涙)



お子さんを保育園に迎えに一度帰宅して、お産のときに間に合うように来てくれた、「赤ちゃん担当」をしてくれた親友の助産師さん



他にもいっぱいいっぱい、ベテランさんとか、みんな入ってくれ、誕生に立ち会ってくれた…



本当に思い出深い、満足感あふれるお産体験だったのをつい最近のことのように思い出します。






そして2人目のときは、 なんと!…





この続きは、最後に書きました。


今日も、メルマガを通してご一緒させていただけることに感謝しています!






今日は

辛かったお産体験をどう支えるか?


では無いバージョン




「良かった、ステキだったお産体験」 も


その後の

【 人生の強みにする 】


ことについてお伝えします。






それって、具体的にどんな感じ?

と思われる方も多いと思うので



以前バースレビューとして

セッションさせていただいた産婦さんにお願いして頂いた感想がありますのでご紹介します。






出産をした日の夜、みきさんに来てもらい出産の体験話をしたのが懐かしいです。


お産も良かったし、今考えてみたら、あのお産の経験が私のターニングポイントになっていたと思います。


2年前の出産後、みきさんにアドバイスもらった写真の活用法、CD、アロマオイル。


今私がこうやって意欲的に活動出来てるのは、少なからずあの時にお話をして、メンタルセットのちょこっとアイテムが私の中に生きているってことだと思います。


(ご了承を得て、下のお名前のみ公開・内容を一部変えて掲載しています)





景子さんは職場の人間関係に悩まれていた看護師さんで、

お産前に少しお話をする機会をいただいたのがきっかけで

お産になったと連絡をいただき、バースレビュー的にお伺いをさせていただいたかたです。




お産後、

「出産でピカピカになった」



と言い、


ご自身の出産体験を強みに、職場のママ看護師さんの子育て支援に活かせるNLP、


老健施設で使えるNLPを取り入れたケアをしたいと、今も私のセッションを受講してくださり、


職場の改革や対象者さんとのコミュニケーションを楽しんでいるご報告、



そして、何よりお子さんとの楽しい日々をたくさんフィードバックしてくださり、私も癒されています。






前回に続き


私が【 お産体験 】に着目している理由のもう一つ




それは、


お産の時は、神経学的にも


「敏感で研ぎ澄まされた状態」


だと言われていますよね。




これは


【 クリティカル・ファカルティ 】




と言って

フロイトの「顕在意識」と「潜在意識」の三角の表をご存知のかたは多いかと思いますが




これら二つの意識を隔てている壁が


クリティカル・ファカルティです。





お産の時は、この壁である

「クリティカル・ファカルティ」


が、開け放たれている状態である


と言われています。




クリティカル・ファカルティは

産まれてから6〜8歳頃までは開け放たれ、その後徐々に壁となり閉じはじめ、20歳頃には閉じる


と言われています。



簡単に言うと、この


クリティカル・ファカルティが開け放たれている状態とは



出来事がダイレクトに潜在意識に入り

記憶に残りやすい

強烈な体験として残りやすい

トラウマになりやすい




という過敏な状態だといえます。






産婦さんが

「あの時、助産師さんに言ってもらった一言が、忘れられず…」



とよく言いますが(良い体験として・辛かった体験として、どちらの話としても、よく話題に上がりますよね)



良いことも、

辛いことも、


【 敏感にダイレクトに入りやすい状態 】




だと言えます。




そのため、出産体験をトラウマ的に捉えてしまう人、



反対に、

「こんな私でもこんなに頑張れた!」

と自己肯定感、自己効力感(セルフ・エフェカシー)に繋がり


その後、何かを吹っ切ったように活動される方もいますよね^_^





そのため

「分娩」というこのタイミングを大切にして


これを活用しない手はない!




と思うのです^_^




「豊かな出産体験」をしたら、


ここに、以前のメルマガで紹介した


【 アンカー 】


を活用することで、この体験をより強力な自分の強み、自己肯定感や自己効力感として、


「意図的にこの “やり遂げた力強い” 感覚を

継続して残す」



ことが出来ます。




これが、私が産後の景子さんとお話し、

お伝えした


【 ちょこっとアイテム 】


なんです^_^





お産のときの過敏な状態


具体的には

・どんな言葉が響くのか

・お産のときの言葉掛けの実際

・もし、辛い体験になったらどんな振り返りが適切?




など、

また後のブログでお伝えしますね!







では…

私の個別安産教室を受けてくださった産婦さんの感想を下記、ご紹介します^_^




私のお産をハッピーにするための作戦会議を

先生と一緒にやりました。


一緒にバースプランを立てて、お産までの準備をして、そうしているうちに不思議とこの時間そのものが、お腹のわが子との貴重な共同作業になっている事にきがつきました。


これも今考えてみると、全部宮田先生の戦略?笑


病院関係者とのスムーズなコミュニケーション方法にはびっくり!


その後の検診で、病院スタッフとのコミュニケーションが驚くほどスムーズになったのを実感。


これ、仕事で使えていたら、絶対悩まずにこれていたと思います。

(ご了承を得て、一部の文を掲載しました。)









最後に… 私の2人目のお産のときは…


私の「ファンタスティック バース」のメソッドを自分自身で実体験したんです!^_^




お産の素敵な体験と共に、


分娩施設の、同業者である助産師さん達とも暖かい関係をいただけ



母として

そして助産師として



2倍得した体験になりました^_^


♯クリティカル・ファカルティ ♯アンカー ♯出産体験 ♯脳科学




 
 
 

Comments


bottom of page