ワクチン・コロナの不安
- 実希 宮田
- 2021年10月6日
- 読了時間: 3分
妊婦さんが感染した際、重症化するリスクが高いとされ
妊娠期にワクチン接種を推進する方向となったことに関連して
私の方は、ここ数日
「ワクチンへの不安」
「感染への不安」
について
妊婦さんから相談の連絡が度々きています。
皆さんは、このような相談を受けた時
どのように感じ、どのような対応をしていますか?!
こんにちは!
うまれる現場に
ひとしずくの
こころ結ぶエッセンスをそそぐ
産科領域専門コンサルタント
宮田実希です。
今日は、ワクチン接種、感染 への不安
についてお話しますね^_^
まず
このような妊婦さんに対して
最初に知っていただきたいのが
お話をお聴きする中で
【不安の要素を整理する】
ということです^_^
助産師さんの場合ですと
このような妊婦さんに対して、自己決定ができるよう
今の現状
安全性についてのデータなど
正しい知識をお伝えすることがありますよね。
しかし、それを知ることが出来たとしても
「不安・悩み」は解決されないことも多々あることを
すでに体験されている方もいると思います。
それは
ただ「ワクチン」「ウイルス」というだけでなく
それにまつわる様々な要素が関連しているからなんですね^_^
お問い合わせ時や、相談の「タイトル」としては
「ワクチンに迷ってて…」
「ワクチンが心配で…」
「感染したらと思うと心配で…」
と言って、発してくれますが
その方々を取り巻く環境や背景には
たくさんのドラマがあるということなんです。
たとえば
ワクチン接種に関する不安・悩みの場合だと
・子どもへ、本当に影響がないのか不安
・産婦人科では、今までは妊婦はやらない方針だったのに
早産の報道後、急にやったほうがいいと言われた
→ 二転三転…本当に大丈夫なのか?
・もしワクチンの副反応で熱が出た時に陣痛が来たら…
その産院では産めなくなってしまう
など、さまざまな視点での不安があがるかも知れません。
ここを整理していくと…
たとえば
・産院の先生には、直接そういった相談が言い出しにくい
とか
・病院スタッフの認識とかけ離れているように感じ、
お産をお願いすること自体が不安になった
・家族や周囲の意見が強く、自分はそれにどう対処したら良いか
わからない…
などが出てくるかも知れません。
本当にその人を取り巻く環境や、背景はさまざまですよね。
そして
こうやって整理をしていくと
実は
ワクチンへの不安ではなく
【ワクチンをめぐって、産科や周囲の人との対人関係】
が、問題となる大きな要素であって
ワクチン接種、そのものについては
自分の中で
すでに方向性を決めていることに気が付いた
という方も意外といらっしゃいます^_^
もちろん、そのかたに対して
ワクチンの医学的情報を沢山提供しても
スッキリはしないのですよね。
お話をお聴きして
一緒に整理していくまでは
本人さんご自身も
この複雑な絡み合いの中での悩みだということには、
気が付いていないことがほとんどです。
じゃあ、どんなふうに
お話を整理したり、聴いていく??
と思ったかたは
こちらをどうぞ^_^
↓↓
https://miki31july.wixsite.com/mikimiyata/post/言葉から心のとびらをノックする
周産期母子保健専門
カウンセラー・コーチ養成セミナーでは
この記事で紹介しているスキルについても
詳しく扱っていきますので
どうぞお楽しみに!!
それでは
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます^_^
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